「成し遂げたい夢」を持っていますか? アンケート結果から見る夢の有無の傾向と理由

目標設計

当記事では、2024年2月に実施した「夢の成し遂げ」に関するアンケート(15歳~60歳までの605人を対象)の中で、「成し遂げたい夢を持っているか」を伺った結果についてご紹介させていただきます。

成し遂げたい夢の有無

「成し遂げたい夢」を持っている人は59%

「あなたは人生で必ず成し遂げたい夢はありますか?」と問われた際に、あなたは、ある/ない、どちらで答えますか?
上記の問いをアンケート実施したところ、以下の回答が得られました。

「成し遂げたい夢」を持っている人は59%となり、逆に41%の人は夢を持っていない結果となりました。
ご自身の夢の有無と比較して、この結果はどのように感じますでしょうか?

「成し遂げたい夢」を持っていない理由は様々

では、夢を持っていない理由はどのようなものがあるのでしょうか。
夢を持っていない41%の人にその理由について、もっとも当てはまるものを選んでいただきました。

結果、「現状に満足していないが、明確な夢が決められない(分からない)」が全体の45%となり、約半数の人がこの選択肢を選んでおりました。
 
また、次点として「その時々の判断でやりたいことをする心持ちを大事にしている」が全体の32%となった点についても、個々人の夢に対する考え方の特徴として見えてくるところがあります。

なお、上記の結果を各世代別に分けたところ、以下の結果を得られました。

各世代の特徴から以下の傾向を類推することができるかと思います。
 
【15歳〜19歳】
 若年層の多感な時期らしく、明確な夢を決められない(分からない)が多い。
【20歳〜29歳】
 人生の変化が大きい時期のためか、各状況が比較的満遍ない割合が見られる。
【30歳〜39歳】
 夢を成し遂げ、現状に満足している割合が大きい。
【40歳〜49歳】
 30歳代と同じく、夢を成し遂げ、現状に満足している割合が大きい。
【50歳〜59歳】
 その他を除くと、過去に夢を持っていたが諦めた割合が大きい。

特に30歳代、40歳代で「夢は成し遂げ、現状に満足している」割合が多いですが、人生全体で見た場合、まだ半分ぐらいの年齢かと思います。
現状に満足せず、常に新しいことにチャレンジすることが、より人生を豊かにすることへの起因ともなりますが、保守的になってはいないでしょうか。
積極的に視野を広げて、新しい夢を見つける心がけを常に持ち続けることが自身の更なる成長につながると言えるでしょう。

夢を持てない理由

「明確な夢が決められない(分からない)」

「現状には満足していないと感じているが、夢が決められない(分からない)」人は、どのような理由があるのでしょうか。
この回答をされた人に、理由としてもっとも当てはまるものを選んでいただきました。

結果、特定の選択肢に偏りがあるのではなく、各選択肢に回答が分かれる傾向が見られましたが、そうした中でも上位3つとして、以下が挙げられます。

 1. 日々の生活に手一杯で夢を決める心の余裕がない
 2. 自分にはできないとネガティブに考えてしまう
 3. モチベーションが湧かない

いずれもメンタル系の理由となりますが、自身の置かれた状況からマイナス思考になってしまっている人が多いのではと見受けられます。

「夢を諦めた」

また、夢を持っていない理由で3番目に多い選択肢として、「過去に夢を持っていたが諦めた」がありますが、その理由を伺ったところ、以下の回答が得られました。

結果、理由は様々ながらも以下の2つが上位に挙がりました。
・夢の実現性が薄かった
・夢に具体性がなかった

夢を考える時、多くの人はまずは大きなレベルで思いつくことがきっかけになるかと思います。(「◯◯になりたい」「〇〇を手に入れたい」など)

ただ、そこから、
1.その夢をどのように実現するかを目的・目標に落としこむ
2.さらにその目的・目標をどういったタスクに細分化する
3.各タスクをいつまでにどうやって行うなど計画に落としこむ
・・・の一連の流れがどこかで中途半端になってしまっていることが多いのではと推測されます。

「成し遂げたい夢」を見つけるために

ここまでご紹介しました通り、成し遂げたい夢が無い人も様々な理由があることが分かりました。
では、夢を見つけるには、どのようなアクションをするのが良いでしょうか。
次回では、その方法例についてご紹介させていただきます。

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