【夢を成し遂げるための手段】負けず嫌いな人間になろう

モチベーション

「夢の成し遂げ」を実現するには、ワクワクすることもあれば様々な障壁となることも出てくるかと思います。
 
では、そのような障壁にぶつかった時、どのような心持ちで臨むと良いか。
今回の記事では、そのような状況において参考となる情報の一例についてご紹介させていただきます。
(出典元:【「努力は誰も裏切らない」 内藤誼人 著】 より抜粋のうえ、一部表現を変更しております)

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結局、努力を続けた人の勝ち

負けず嫌いな人間になれ

仕事で成功するには、実力がなければならない。
ところが、実力、実力といっても、朝一タに身につくものではない。
コツコツと不断の努力を重ねていって、初めて身につくのが実力である。
では、不断の努力を支えるものは何かといえば、「人に負けてなるものか」という意欲です。
競争する意欲に満ち溢れていなければ、とてもではないが努力を支えることはできません。
 「あいつは意志薄弱なんだけど、仕事はできるよな」
 「何でも中途半端でやめちゃうくせに、仕事をやらせたら超一流」
などということはあろうはずがないのです。

仕事ができる人は、みな意欲に燃えています。
そして、そういう意欲は、「誰にも負けたくない」とか「負けるのは恥辱だ」と思うことから生まれてきます。
負けず嫌いになりたいなら、どんな勝負でも、絶対に勝ってやる、という競争意欲を持つことが大事になります。

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 競争意欲が継続のモチベーションとなる

不思議なことに、仕事で成功する人というのは、たいてい負けず嫌いです。
それこそ、ゴルフの勝負であろうが、トランプの勝負であろうが、採点付きのカラオケであろうが、どんな勝負でも負けるのが大嫌いな人ほど、仕事の実力もあります。

インディアナ大学のジョン・サマーズ博士は、全米の20万世帯から1000世帯をランダムに抽出し、どういう人がリーダーになりやすいのかを調べてみた
結果、自分をリーダーだと自認している人のうち、42%が「強い競争意欲」の持ち主だったということです。また、37%が「自己主張が強い」人だったそうです。
 「人と競争するのはイヤなんです」
 「負けたって、ちっとも悔しくないんです」
 「そもそも人と競おうという気持ちがゼロなんです」
という人は、残念ながら努力の継続も難しいといえます。なぜなら、意欲に欠けるからです。

仕事では、どんなに無理難題をつきつけられても、「なにを!」という気持ちで向かっていかなければ、良い成果をあげることはできません。
それこそ、自分の専門外の仕事であろうが、「負けたくない」という一心で取り組まなければ、実力はついてこないものです。
「自分にはできません」とあっさり白旗をあげてしまうことを「泣きを入れる」と言うが、すぐに泣きを入れる人は、どんな業種でも勝ち残ることは難しいでしょう。
競争することに、勝つことに貪欲になろう。
どんなに不利な勝負でも、いざ競争するとなったら絶対に引かない、という強い意志を持つことが大切です。

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自ら厳しい環境に飛び込む意識

甘やかしてくれない状況に自分を投げ込む

自分の意志力だけでは、どうにもすぐに甘えが出てきて、努力を続けられないという人は、「甘えられない」状況に自分を投げ込んでしまうのもいいアイデアです。

たとえば、メタボ対策と健康管理の一環として、毎日、50回の腕立て伏せと、100回の腹筋をやろうと決めたとします。
しかし、そうはいっても、自分の意志力だけに頼っていると、「面倒くさいから今日は休んじゃおう」という甘えが出てくることも当然予想できます。
では、どうすれば腕立て伏せと腹筋を続けられるのか。

簡単なことで、空手の道場に通えばいいのである。
サボってやっていると、師範から竹刀で叩かれるという状況なら、誰でも気が抜けなくなるでしょう。
腕立て伏せも、ちょっとだけ腕を曲げるといった、手を抜いた練習をしていたら「コラ、お前だけ、あと30回やれ!」と容赦ない罰を受けるのだとしたら、誰でも本気になるでしょう。

 「どうも僕は、仕事に集中して取り組めないんですよねえ~」
 「どうも私は、自分を甘やかしてしまって、本気で仕事ができないんですよ」
そういう人は、極論「あそこは厳しい」という噂のある会社に転職してみるのもいいでしょう。
サボっていると、上司や先輩から怒鳴られたり、ゲンコツが飛んでくるという状況なら、甘えなど出せなくなるはずです。
ノルマがゆるい会社にいたら、そんなに努力しなくとも、何とかなってしまう。だから本気になれない。
その点、ノルマがとんでもなく厳しく、しかもノルマを守れないと減給などの罰があるとすれば、誰だって本気で仕事に取り組めるようになるはずです。

スパルタ式のしごきや体罰を食らう可能性のある状況に自分を投げ込めば、どんなにだらけた人間でも、意志薄弱な人間でも、努力を継続できる人間になれる。
罰を食らうのがイヤなら、本気になるしかなくなるのである。

カナダのカルガリー大学医学部のエリザベス・パオルッチ博士によると、「体罰」のすべてが悪いのではなく、体罰には教育的な効果もあるのだといいます。

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厳しい環境が自己成長の外的要因となる

一例として、最近の高校生は言葉づかいをバイト先で学ぶということもあるといいます。
学校や家庭では汚い言葉を使うのだが、バイト先でそんな口をきいたらすぐにクビとなるでしょう。仕事の現場は甘くないのです。
だから、クビになりたくない彼らは、必死になって、「いらっしゃいませ、何名様でしょうか?」という丁寧な言葉づかいを覚えるというのである。

厳しい状況に自分を投げ込んでしまおう。
そうすれば、別に意志力などなくとも、自然と自分のスキルを仲ばすことができるはずです。

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いかがでしょうか。
今回の記事は少し意識の強い内容のご紹介となりましたが、仕事や学業だけでなく、「夢の成し遂げ」を実現するうえでも重要な要素となる考え方であると言えるでしょう。
是非、今後の意識の持ち方の1つとして頭に入れておいていただけると良いかもしれません。

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